10月に開催する瀬戸内海クルーズですが
まずは瀬戸の歴史や文化を体験したり美味しいものを食べたりするのは前提ですが
もう一つは、テクニカルな海域で有名な瀬戸内海の航海テクニックを学ぶことも目的です
潮流は速いところでは8ノット近くも流れる海域があり、思わぬ所に浅瀬や暗礁があり
ここを海図やGPSで事前に確認して航海計画を立てて安全に航海する技法を学びます
瀬戸内海に慣れた船乗りでないとまず、危険で経験とスキルが求められる海域なのです
ここを楽しみながら航海して行くわけですが
初日の目的地は北木島
https://www.kasaoka-kankou.jp/island/kitagishima
ここは瀬戸内海のほぼ真ん中に浮かぶ島
豊後水道、関門海峡から流れてくる潮と、明石海峡、鳴門海峡から流れてくる潮がぶつかる中心点でここから満潮と干潮の潮の流れが逆転するといいます。
このエリアの瀬戸の激しい潮流で鍛えられた天然の魚は絶妙で離島の民宿では瀬戸の珍味の懐石料理が楽しめます
北木島はお笑い芸人「千鳥」大悟の育った島で有名です
実家ではまだご両親が健在で、大悟の生家を見ようと訪れた観光客を歓迎しておられるようです
その他、ゆうこうマリンが工場を構えている島でもありここも一度は見学したいところです
島自体は何もない島ですが、のどかな瀬戸の小島、瀬戸の夕日、人のつながりなど体験できる興味深い島です。
本来は「クルージング先ではお金を落とす」というのはヨットマンの鉄則なんですが宿舎がないのでここはヨットで宿泊します、
夜は鍋材料を積み込んで鍋パーティーにします。
2日目、小豆島
瀬戸内海の東寄り、ほぼ明石海峡に近い場所に浮かぶ島
ここに行くには瀬戸大橋をくぐります
瀬戸大橋の下をヨットでくぐる時の迫力は圧巻!
映画二十四の瞳でも舞台になった島。
ここはオリーブが有名な島でもあり歴史のある醤油工場もある
岡崎造船もこの島にあります
島自体は大きいのですが数カ所の集落に分かれており、今回は池田港起点に島の南側を訪問します
宿泊は池田港、小豆島海の駅の高台にある国民宿舎
http://www.shodoshima.jp/stay/
参加人数によって宿舎にするかロッジにするか検討します
3日目、松島
http://www.pref.okayama.jp/site/271/454735.html
瀬戸大橋の東となりに浮かぶ小島
現在は過疎化が進み、75歳超えのおじいちゃんおばあちゃんが2人で守っている島
先日、テレビでも放送され、このお二人がいなくなるとついに無人となるらしい
おばあちゃんがご老体でこの島の土地や建物を整備して守っているらしい
何かお手伝いすることがあれば2時間ほどお手伝いします
本島
https://www.my-kagawa.jp/shimatabi/feature/shimatabi/honjima
瀬戸大橋の西側にある島
松島とは瀬戸大橋を挟んですぐ近くにある
見所は島の北側にある昔の街並みや綺麗に整備管理された古民家が並ぶ「笠島街並み保存地区」
非常に良い状態で保存された当時の街並みや古民家は知る人ぞ知る場所
夜はこの古民家の中の民宿で宿泊
http://honjima.justhpbs.jp/yakatabune.html
島の歴史や料理を楽しみます
4日目、弓削島
ここはしまなみ街道の東に位置する島
残念ならがしまなみ海道とは直結していなく、やはり船が必要になる離島
広島県と愛媛県の境に位置しておりこの辺りがちょうど瀬戸内海のヘソとも言える瀬戸内海のど真ん中
先日、ゆげじま海の駅がリニューアルされて、ヨットマンにはさらにありがたい施設ができました
http://www.kamijima.info/archives/information/yuge_seastation
ここを見に行き、その後はヨットマン全員が大好きな温泉
「フェスパ」まで温泉に入りに行きます
http://www.fespa-kamijima.com/
ここはヨットで来たら絶対に行く温泉で、皆さん気に入ってまた来たいと言います
その後尾道海の駅に帰港
夕方までには帰港しますのでその日のうちに帰るもよし
ヨットは翌日の朝まで停泊しますのでヨットにも泊まれます
新しいヨットになって初の瀬戸内海クルーズです
これから少しづつ企画していきますので興味のある方は参加してみてください
瀬戸内海をクルーズすることはスキル的にも物理的にもなかなか出来ない経験です
一度瀬戸内海クルージングを経験したらやみつきになること間違いなしです