糸満フィッシャリーナのお客様のフィッシングボート
以前からどこからか浸水しているかもしれないと
一時は私が作業したトイレのスルハルバルブから侵入しているんじゃないかと
疑われたこともありましたが
結局は以前の持ち主が船底ぶつけていい加減に修理した部分からの浸水でして・・・
今回はここをファイバー修理するんですが
前に修理した状態があまりにも悪くて
ほとんど削る羽目に・・・
余計な部分を削ったら結局貫通しておりました
ここに新しいグラスファイバーを積層して
内側と外側と両面から積層します
内側は仕上げにゲルコートを塗装して継ぎ目を目立たなくします
リブの部分も形成しました
外側は本当はこれからまた削って綺麗に見せる方法もありますが
結局、サンディングした分だけ肉厚が薄くなるのでオーナーさんの希望でこの状態で作業は完了
見た目はちょっと悪いですがこのボートの船底の肉厚自体があまりないので
削らない方がいいと思います