2019/12現在情報
OHSHIMA SITADAMI FISHING PORT
住所
〒794-2114 愛媛県今治市吉海町名4520-2
電話番号
0897-84-3710
緯度経度
用途
観光、短期係留、緊急避難
形態
岸壁横つけ
概要
瀬戸内海で鳴門と同じく難所のくるしま海峡。ここは瀬戸内海でも最大の難所。
かつて村上水軍の本拠地として有名な島。潮流は早く船舶の航行では最も気を遣う場所。
しまなみ街道としては一番見どころのくるしま大橋がそびえ立つ。
村上ショージさんの故郷で千鳥の相席食堂でも里帰りロケでここのいきいき館は撮影があった。
潮流クルーズの船長も同級生らしい。瀬戸内海の観光としては見どころ満載の場所。
大島ではここの他に島の北側の宮窪地区の能島の潮流体験や村上水軍の資料館も面白い
大島に来たなら必ず潮流体験ツアーに行くべし。瀬戸内海の恐ろしさがわかります。
WIFI状況
なし(もしかしたらいきいき館にフリーWi-Fiがあるかもしれない)
買い物
道の駅しか無い。近所にスーパーもコンビニも無い。
給油
不明(どうしてもなら潮流体験の船長に相談。どこか知っているかもしれない)
修理設備
なし
食事
道の駅 よしうみいきいき館(海鮮バーベキュー、鯛めし、牡蠣など)日中はどうにかなるが夜はどこも無い
旅館 名駒(食事だけも可能だが事前予約)
交通
道の駅でタクシーが呼べる。バスも出ている。いきいき館にレンタル自転車があるかもしれない
風呂
近辺に無し。旅館「名駒」で料金を払えば使用可能だが結構距離がある
トイレ
観光船乗り場にトイレがあるが夜は不明。道の駅いきいき館にもあるがここは24時間使えると思う
洗濯
なし
台風
不向き
給水、給電
無し。給水はポリ缶程度なら道の駅で
ゴミ処理
多少なら道の駅で処理
アプローチ方法、注意
とにかくここは瀬戸内海で一番厳しい海峡。必ず潮止まりに入港して潮止まりに出航すること。早いときは10ノット近く流れる非常に危険な場所。速い所は川のように潮が流れていてとうていヨットでは通れない。潮止まりでも所々潮が早い部分はあるが潮止まりならヨットでも5ノット以上出せれば問題ない。基本的にここは大型船の航路になっている。
くるしま海峡は潮の流れの方向で通行帯が変わるという独特のルールがあるがプレジャーヨットなどで航路の外を通るなら無理に従わなくてもいいと思うが大型船の邪魔にならないよう注意すること。海上保安庁やくるしまマーティスから常に監視されていて無線で呼ばれる可能性も大いにある。AISを発信している船は無線で呼び出されている可能性は高い。プレジャーボートなど無線すら積んでいない船も多いので繋がらなくてもペナルティーはないが、できればここを通るときは無線をワッチしながら通るのがマナー。通信があったら速やかに連絡できる状態で通ること。無線ができるならプレジャーヨットでも16チャンネルでくるしまマーティスと通信できる。(というかむしろ通行するときは連絡してくださいと言われると思う)
間違った潮流計算で入港すると非常に危険なのでよくよく確認して入港すること。特にアプリやネットなどの情報は時差もあるので注意。くるしまマーティスや海上保安庁に確認しても教えてくれるが、くるしま海峡を通る船に対して結構神経質になっているのでちょっとややこしいかも
ヨットの通れる航路外は釣り船もたくさん出ている。避ける時も航路側に入らないように注意
ここの港に入ろうとして航路を横切る事はできない。必ず大島寄りの島伝いから入っていく事
港内の注意
係留場所は決まっている。本来は外来艇がとめれるスペースは空けていないのだが申請して入港予約すれば空けてくれる。申請時に係留場所も確認すること。勝手に他の場所に係留しないこと。特に浮き桟橋は観光船の発着場所なので間違えても係留しないこと。岸壁に着岸するときは岸壁からのロープを十分確認すること。水深は指定の場所ならヨットでも問題ない。くるしま海峡のど真ん中なので潮待ちとしては適さない。あくまでも観光で潮止まりに入港する。申請なき飛び込み入港はお勧めできない港。
近隣宿泊設備
旅館「名駒」いつもここに泊まる。予約していたら迎えに来てくれる。1泊2食付き10000(税別)〜
ビット
最低限のビットはあるが他の船と共用になる
観光
その他
係留は必ず事前に申請して係留許可を得ること。申請はちょっとややこしい。役所と漁協と両方から許可証をもらう必要がある。まずは今治市水産管理課に問い合わせ
許可申請 今治市水産管理課 0898−36−1546
漁協許可証申請 大島渦浦漁協 0897−84−2720
書類の申請なので時間がかかる。緊急の入港ではあまりお勧めできない